はじめまして!冨樫 利哉(とがしとしや)と申します。
僕は小さい頃から、病院が大好きでした。
看護師をしていた母の仕事が終わるのを、スタッフルームで待つのです。
消毒液の匂いに包まれながら、リハビリルームに目をやると、患者さんたちが、スタッフさんと、それぞれのリハビリに取り組んでおられます。
その姿が、僕には、とても楽しそうに見えたのです。
患者さんは、良くなろうとしている。
スタッフさんは、良くしようとしている。
皆が、一心に、良い方向を向いている。
こういう現場で、こういう仕事に就きたいと、思うようになったのは自然の流れでした。
高校を出て、横浜で鍼灸を学びました。
都内の治療院に就職し、院長を相手に、夜中の3時まで練習をしました。
たくさんの挫折がありました。自分に足りないものを、思い知る日々。
故郷である宮城県岩沼市に帰り、就職した新しい職場には、当時の僕には治せない、外傷やスポーツ障害に悩む患者さんが多く来られました。
働きながら専門学校で学び、柔道整復師の資格を取ると、今度は、痛みが強すぎて、触れることができない、痛覚過敏な患者さんが来られました。
僕には治せない患者さんがいる。それが、とても悔しかった。
家族を連れて上京し、「オステオパシー」の学校に入ったのは、32歳の頃です。
RPG(ロールプレイングゲーム)みたいな人生だなあと、つくづく、思います。
広野に出て、困難にぶち当たり、それに必要な武器を取りに行く。
その繰り返しで、ここまで来ました。
僕にとって、困難にぶち当たる悔しさと、新しい何かを学べるわくわくは、ワンセットです。
悔しいのに、いつもわくわくしていました。
そして、学びのために仕事を手放したり、仕事のために家族を手放したりは、しませんでした。
ここまで、とてもゆかいな人生だったと、自信を持って、言えます。
そんな人生を、痛みにお悩みのあなたにも、大いに満喫してほしいのです。
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僕の施術は、患者さんから、「魔法みたい」とよく言われます。
たとえば、ストレッチ。普通は、身体が硬い、伸ばしづらい方向に向かって、身体を曲げていきますよね。
僕が用いる「間接法」は、逆なんです。筋肉や神経が、リラックスする方向へ、身体を安定させていきます。
身体が、もっと、喜ぶほうへ。それが、僕の施術です。
身体を構成している、筋・筋膜、骨格、神経、靭帯、血管、リンパそのすべてを、調べ抜きます。
身体だけではありません。心のあり方も、詳しく、ひも解いていきます。
その痛みが、どんな緊張から来ているのか。
その緊張は、なぜ生まれたものなのか。
どうしたら、心の底から、笑顔になれるだろう——?
僕は、あなたに、大好きなスポーツを楽しんでもらいたいです。
おいしいごはんを味わってほしいし、夢中になれる趣味に没頭してもらいたい。
ご家族に、笑顔を見せていてほしい。
「名取とがし整骨院」が目指すのは、ひとえに、そのための治療です。
見渡すかぎり、笑顔だらけの整骨院を目指しています。
スタッフも、あなたを幸せにするために、ゆかいな顔ぶれを揃えました。
治療も、もちろん大事だけど、スタッフに会いに通いたくなる、そんな整骨院であれたら幸せです。
大好きなこの街の一員として。あなたの、まるで家族のような存在になりたい。
あなたを笑顔にすることで、町を明るく、元気にしたい。
そのための仕事を、この街で、楽しく丁寧に、重ねていけたらと思うのです。